江戸時代からの歴史が紡ぐ東京の文化のひとつに、祭りがあります。地元の人たちは祭りの到来で季節を感じ、流れる歳月に思いを馳せます。桜の花見に始まり、夏祭り、花火大会と、東京ならではのスケールの大きさで、多くのイベントが開催されます。

    寒くなってくると待ち遠しいのは、東京中の街路樹やビル、施設全体が光いっぱいに満たされる大都会ならではのイルミネーションです。初詣のにぎわいもまた、東京らしい新年の風景と言えるでしょう。

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    桜の花見

    日本の春を満喫できる恒例行事

    日本の桜を代表するソメイヨシノは、東京が発祥と伝わります。江戸時代、城下には大名屋敷が建ち並び、園芸が盛んでした。庭園の植木として売り出された桜が人気となり、全国に広まったと言われます。

    都内には有名どころだけで 100 近くある桜の名所。例年、3 月下旬から 4 月上旬に見頃を迎え、桜まつりやライトアップが実施される場所も多くあります。特に人気なのは目黒川、千鳥ヶ淵、靖国神社、新宿御苑、上野恩賜公園、隅田公園、代々木公園、井の頭恩賜公園などが挙げられます。

    所在地 : 日本 - 東京都

    営業時間 : 3 - 4 月

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    冬のイルミネーション

    夜の東京を彩る光のエンターテインメント

    東京の街並みが一気に様変わりし、冬の訪れを感じさせてくれるイルミネーション。街中が光に包まれ、幻想的な夜の風景を浮かび上がらせます。イルミネーションの点灯が始まると、クリスマス気分もおのずと高まることでしょう。

    都内の公園や並木道、続々とオープンする複合商業施設は、そんなイルミネーションを楽しむのにうってつけの場所。代々木公園、丸の内仲通り、恵比寿ガーデンプレイス、東京ミッドタウン、目黒川、東京スカイツリータウン、六本木ヒルズ、表参道などが人気のスポットです。

    所在地 : 日本 - 東京都

    営業時間 : 冬季

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    深川八幡祭

    神輿の列にかかる盛大な水しぶき

    江戸の昔から深川の八幡様と庶民に親しまれ、信仰を集めてきた富岡八幡宮で行われる伝統の祭り。日本一の黄金神輿は重さが約 4.5 トンもあり、純金の屋根の下、装飾にダイヤモンドやルビーなどの宝石が贅沢に使われた豪勢なものです。宮神輿はさらに重さ約 2 トンのものがあり、渡御で祭りを華やかに盛り立てます。

    53 基の町神輿が渡御する本祭りは 3 年に一度行われ、担ぎ手は沿道から水を次々に浴びせられるため、水掛け祭の別名も。「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声で人々が一体になる、まさに江戸の祭りの代表格です。

    所在地 : 〒135-0047 日本 - 東京都江東区富岡 1 丁目 20-3

    営業時間 : 8 月 15 日頃

    電話番号 : (+81)-3-3642-1315

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    写真提供 mrhayata (CC BY-SA 2.0) 修正済

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    山王祭

    江戸時代の祭礼行列を受け継ぐ

    歴史は江戸の頃にさかのぼり、三代徳川家光から歴代の将軍が上覧拝礼する天下祭が起源とされます。隔年行われる神幸祭では、王朝装束を身に着けた約 500 人による御鳳輦、宮神輿、山車の壮麗な行列が沿道を沸かせます。

    その子ども版と言える稚児行列も華やか。境内では子どもの絵が入る灯篭が灯り、盆踊り大会も催されます。

    所在地 : 〒100-0014 日本 - 東京都千代田区永田町 2 丁目 10-5

    営業時間 : 6 月

    電話番号 : (+81)-3-3581-2471

    地図

    写真提供 江戸村のとくぞう (CC BY-SA 4.0) 修正済

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    花火大会

    夜空に打ちあがる大玉の花火は江戸文化の象徴

    夏になると東京の水辺を彩る花火は、江戸の頃にその原型が生まれたと伝わります。今も残る「玉屋、鍵屋」の掛け声は、当時人気だった花火師の屋号から来ています。江戸時代、両国の川開きと呼ばれた日本最古の花火大会は、現在も隅田川花火大会として私たちを魅了しています。

    そのほかにも都内に人気の花火大会はたくさん。東京湾大華火祭、昭和記念公園花火大会、神宮外苑花火大会、足立の花火など、各地で開催されています。

    所在地 : 日本 - 東京都

    営業時間 : 夏季

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    神田祭

    神輿の大行列は江戸っ子の粋そのもの

    京都の祇園祭、大阪の天神祭と並び日本三大祭とされる神田明神伝統の祭り。隔年で 5 月に開催される本祭りが有名で、神幸祭では 108 の氏子町会を回る神輿の行列が連なって神社に向かう様は圧巻です。平成に入ると、山車、武者行列、火消行列などが加わり、船渡御も復活しました。附け祭と呼ばれるユニークな引き物も名物です。

    御輿宮入では各氏子町会の神輿が神田明神に入り、参拝します。都心が祭り一色になるこの時期、江戸っ子の伝統と文化を肌で感じてください。

    所在地 : 〒101-0021 日本 - 東東京都千代田区外神田 2 丁目 16-2

    営業時間 : 5 月

    電話番号 : (+81)-3-3254-0753

    地図

    写真提供 江戸村のとくぞう (CC BY-SA 4.0) 修正済

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    初詣

    格式高い寺社への初詣で福を呼び寄せよう

    華やかな着物姿が街に駅に境内にとあふれ返る新年の初詣風景は、まさに日本ならではのもの。東京でも初詣スポットは毎年にぎわいを見せています。皇室ゆかりの神社は特に有名で、人出の多さでもとびぬけています。

    明治神宮は初詣動員数日本一で、鳥居から本殿まで参拝者の行列が長く続きます。東京のお伊勢さまと親しまれる東京大神宮は、縁結びのご利益があるとして女性の参拝者が増えています。そのほか、受験生には湯島天神、安産祈願では水天宮が知られています。

    所在地 : 日本 - 東京都

    営業時間 : 新年

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    写真提供 Kentaro Ohno (CC BY 2.0) 修正済

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    三社祭

    大迫力の神輿行列に担ぎ手も見物人も熱気は最高潮

    5 月の第 3 金、土、日曜日に行われる浅草神社の祭礼。初日は浅草の街を古来の装束姿のお囃子、踊りの大行列が練り歩き、翌日は町内神輿の渡御、最終日は宮神輿の宮入を迎えます。その光景は、まさに下町の祭りそのものです。

    この際に奉納されるのが、東京都無形民俗文化財指定の神事びんざさら舞。田植え行事が始まりとされ、独特な楽器の音色に優雅な踊り、そして獅子舞で五穀豊穣を祈り、邪気払いを行います

    所在地 : 〒111-0032 日本 - 東京都台東区浅草 2 丁目 3-1

    営業時間 : 5 月

    電話番号 : (+81)-3-3844-1575

    地図

    写真提供 江戸村のとくぞう (CC BY-SA 4.0) 修正済

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    くらやみ祭

    闇を抜ける神輿の列は東京都指定無形民俗文化財

    大国魂神社の祭礼はくらやみ祭とも呼ばれ、明かりのない夜に神輿の渡御がある独特な伝統で知られています。各山車のお囃子が競演し、競馬式が設けられると、翌日は子供神輿と萬燈大会、山車の巡行。明けて次の晩にはいよいよ、祭りのハイライトとなる神輿の渡御が始まります。最終日の朝には全神輿が鳥居前にそろい、フィナーレを迎えます。

    夜の闇に浮かび上がる神輿の幻想的な風景に、ワクワクすること間違いなし。露店も多く出店し、府中の街一帯が活気付きます。

    所在地 : 〒183-0023 日本 - 東京都府中市宮町 3 丁目 1

    営業時間 : 4 - 5 月頃

    電話番号 : (+81)-42-362-2130

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    写真提供 Guilhem Vellut (CC BY 2.0) 修正済

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    浅草サンバカーニバル

    ブラジルさながらのエネルギッシュなダンスパフォーマンス

    浅草の馬道通りと雷門通りのコースを各チームがサンバを踊りながらパレードし、コンテスト優勝を狙います。ダンスの動きはもちろん、テーマの表現、躍動感、衣装、演奏などが評価のポイントとなり、審査員が総合的に評価します。

    本場ブラジルのリオデジャネイロのカーニバルを手本として、1981 年にスタート。現在は 50 万人の人出となる浅草の一大イベントに成長しました。ダンサーたちの華麗な踊りと派手な衣装にくぎ付けになります。

    所在地 : 〒111-0032 日本 - 東京都台東区浅草 1 丁目 1

    営業時間 : 8 - 9 月頃

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    写真提供 Nesnad (CC BY-SA 4.0) 修正済

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