
東京で人気のイベント トップ 10
みんなで盛り上がれる都内の祭典目白押し
江戸時代からの歴史が紡ぐ東京の文化のひとつに、祭りがあります。地元の人たちは祭りの到来で季節を感じ、流れる歳月に思いを馳せます。桜の花見に始まり、夏祭り、花火大会と、東京ならではのスケールの大きさで、多くのイベントが開催されます。
寒くなってくると待ち遠しいのは、東京中の街路樹やビル、施設全体が光いっぱいに満たされる大都会ならではのイルミネーションです。初詣のにぎわいもまた、東京らしい新年の風景と言えるでしょう。
深川八幡祭
神輿の列にかかる盛大な水しぶき

江戸の昔から深川の八幡様と庶民に親しまれ、信仰を集めてきた富岡八幡宮で行われる伝統の祭り。日本一の黄金神輿は重さが約 4.5 トンもあり、純金の屋根の下、装飾にダイヤモンドやルビーなどの宝石が贅沢に使われた豪勢なものです。宮神輿はさらに重さ約 2 トンのものがあり、渡御で祭りを華やかに盛り立てます。
53 基の町神輿が渡御する本祭りは 3 年に一度行われ、担ぎ手は沿道から水を次々に浴びせられるため、水掛け祭の別名も。「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声で人々が一体になる、まさに江戸の祭りの代表格です。
所在地 : 〒135-0047 日本 - 東京都江東区富岡 1 丁目 20-3
営業時間 : 8 月 15 日頃
電話番号 : (+81)-3-3642-1315
写真提供 mrhayata (CC BY-SA 2.0) 修正済
山王祭
江戸時代の祭礼行列を受け継ぐ

写真提供 江戸村のとくぞう (CC BY-SA 4.0) 修正済
神田祭
神輿の大行列は江戸っ子の粋そのもの

京都の祇園祭、大阪の天神祭と並び日本三大祭とされる神田明神伝統の祭り。隔年で 5 月に開催される本祭りが有名で、神幸祭では 108 の氏子町会を回る神輿の行列が連なって神社に向かう様は圧巻です。平成に入ると、山車、武者行列、火消行列などが加わり、船渡御も復活しました。附け祭と呼ばれるユニークな引き物も名物です。
御輿宮入では各氏子町会の神輿が神田明神に入り、参拝します。都心が祭り一色になるこの時期、江戸っ子の伝統と文化を肌で感じてください。
所在地 : 〒101-0021 日本 - 東東京都千代田区外神田 2 丁目 16-2
営業時間 : 5 月
電話番号 : (+81)-3-3254-0753
写真提供 江戸村のとくぞう (CC BY-SA 4.0) 修正済
初詣
格式高い寺社への初詣で福を呼び寄せよう

写真提供 Kentaro Ohno (CC BY 2.0) 修正済
三社祭
大迫力の神輿行列に担ぎ手も見物人も熱気は最高潮

写真提供 江戸村のとくぞう (CC BY-SA 4.0) 修正済
くらやみ祭
闇を抜ける神輿の列は東京都指定無形民俗文化財

大国魂神社の祭礼はくらやみ祭とも呼ばれ、明かりのない夜に神輿の渡御がある独特な伝統で知られています。各山車のお囃子が競演し、競馬式が設けられると、翌日は子供神輿と萬燈大会、山車の巡行。明けて次の晩にはいよいよ、祭りのハイライトとなる神輿の渡御が始まります。最終日の朝には全神輿が鳥居前にそろい、フィナーレを迎えます。
夜の闇に浮かび上がる神輿の幻想的な風景に、ワクワクすること間違いなし。露店も多く出店し、府中の街一帯が活気付きます。
所在地 : 〒183-0023 日本 - 東京都府中市宮町 3 丁目 1
営業時間 : 4 - 5 月頃
電話番号 : (+81)-42-362-2130
写真提供 Guilhem Vellut (CC BY 2.0) 修正済
浅草サンバカーニバル
ブラジルさながらのエネルギッシュなダンスパフォーマンス

写真提供 Nesnad (CC BY-SA 4.0) 修正済