明治の開国当時から海外の文化を受け入れた神戸には、洋食の名店が数多くあります。但馬牛を使ったビフカツは、神戸ならではの味わい。また、世界に名高い神戸牛のステーキも一度は食べてみたいもの。もちろん中華料理も見逃せません。さらに、水と自然に恵まれた兵庫県は日本一の日本酒の産地でもあります。ぜひ、瀬戸内海から上がった新鮮な海の幸と合わせていただきたいですね。豊かな歴史と自然に育まれた兵庫県の「おいしいもの」をご紹介します。

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    豚まん

    日本三大中華街のひとつが、神戸にある「南京町」。ここは「豚まん」発祥の地として知られ、毎年「KOBE 豚饅サミット®」が開催されているほどです。その始まりは、1915 年 (大正 4 年) に中国の天津地方の肉饅頭をヒントに「神戸のぶたまんじゅう屋」として開業した豚まん専門の老舗「老祥記 (ろうしょうき)」です。以来、ジューシーで食べやすい豚まんが大好評となり、神戸だけではなく、日本全国に広まりました。2011 年からは「老祥記」、「四興樓 (しこうろう)」、「三宮一貫樓 (さんのみやいっかんろう)」の 3 つの老舗が中心となって、11/11 の豚まんの日を中心に「KOBE 豚饅サミット®」が毎年開催されています。名店ぞろいの南京町で、ぜひ豚まんの食べ歩きを楽しんでみましょう。

    ロケーション: 兵庫県神戸市 「南京町」周辺

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    神戸牛ステーキ

    兵庫県で育った黒毛和牛のなかでも、とくに厳しい基準をクリアした上質な和牛が神戸牛。一説によれば、神戸牛は世界で最も高級な 9 種類の食べ物にもランクインしたとも言われ、海外の食通の間で高い知名度を誇る牛肉の最高峰です。自然に恵まれた山間部の但馬で、生産者から心を込めて育てられた和牛には、サシと呼ばれる霜降りの脂肪が細かく入っているのが特徴。熱を加えるとこのサシが溶け出して、とろけるような舌触りを生み出します。神戸には、神戸牛のステーキを比較的リーズナブルにいただくことができるレストランがいくつもありますが、なかでもおすすめなのが、ランチタイムです。ぜひ一度は味わってみたいですね。

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    ビフカツ

    明治の開港当時から欧米人が多く暮らした神戸には、その影響を受けて洋食文化が花開きました。現在も神戸の街には数多くの洋食の名店が並びます。なかでも人気の洋食メニューが「ビフカツ」です。神戸のビフカツは、兵庫の但馬地方で育った上質な但馬牛をじっくりと揚げたカツに、デミグラスソースをたっぷりかけていただく洋食のスタイルが特徴。最近流行りの、レアに揚げた肉を大根おろしなど和風でさっぱりいただく牛カツとは別ものです。神戸の洋食文化の歴史を感じることができる「ビフカツ」を、おしゃれな雰囲気のレストランで味わってみませんか? 手頃な値段でいただけるお店がたくさんあります。

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    いかなごのくぎ煮

    兵庫の春を告げる風物詩といえば「いかなごのくぎ煮」です。瀬戸内海では、毎年春になるとイカナゴ漁が解禁され、地元のスーパーや鮮魚店にはイカナゴの稚魚が並びます。関東では「小女子 (コウナゴ)」と呼ばれるこの稚魚を、各家庭で醤油やみりん、砂糖、ショウガなどで甘辛く煮付けた兵庫の郷土料理です。じっくりと煮込まれたイカナゴの姿が、まるで折れ曲がった釘のように見えるところから、「くぎ煮」と名付けられました。甘辛いくぎ煮はご飯のおかずとしても、また酒の肴としてもとてもおいしいものです。各家庭で自慢の味付けを工夫するので、この季節には近所や親戚の間で送り合ったりもします。市販品も販売されているので、シーズンに訪れたなら、ぜひお土産にどうぞ。

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    明石焼き

    明石焼きは、たこ焼きのルーツと言われる明石市の郷土料理。丸い外見はたこ焼きに似ていますが、卵をたくさん使うため、地元では「卵焼き」と呼ばれています。卵と小麦粉、じん粉 (小麦粉のデンプン) を混ぜた生地に、コリコリとした歯ごたえがおいしい明石のタコを入れて焼き上げた明石焼きは、ソースではなく、出汁につけていただくのが特徴。出汁が染みたふんわりと柔らかい舌触りに食が進みます。たこ焼きが鉄板で焼くのに対し、明石焼きは熱伝導率のよい銅鍋を使うことが多いそう。明石市には、この明石焼きを出すお店が 70 軒ほどあり、手軽な軽食として大人気です。大阪のたこ焼きとは一味違う、兵庫ならではの「こなもん」の食文化を味わってみたいですね。

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    日本酒

    おいしい水に恵まれ、日本酒づくりに適した米「山田錦」の日本一の産地でもある兵庫県は、日本最大の日本酒の生産地です。また、日本酒づくりを支える丹波杜氏 (たんばとうじ) の故郷は、兵庫県の丹波篠山地方です。兵庫県内にもさまざまな酒どころがありますが、最も知られているのが灘五郷 (なだごごう) でしょう。西宮市から神戸市灘区、東灘区の一帯に、日本を代表する酒造メーカーが点在します。灘五郷のほか、播磨、伊丹、丹波、但馬地方にも蔵元が多く、それぞれ味や飲み口が異なる日本酒を醸造しています。日本酒関連のイベントも頻繁に開催されているので、タイミングを合わせて訪れるのもおすすめです。

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    そばめし

    神戸の人気の B 級グルメといえば「そばめし」。細かく刻んだ焼きそばとご飯を炒めた庶民の味で、ソースで味付けしていただきます。神戸市長田区のお好み焼き屋さんが、お客さんの持ち込んだ冷えたご飯を焼きそばと一緒に炒めてあげたことが、その始まりだとか。現在では、家庭でも愛される地元の味となりました。長田区だけではなく、三宮などの神戸の中心地にも、そばめしを出すお店はたくさんあります。お店によってトッピングや具にもさまざまな工夫を凝らしているので、食べ歩きしてみるのもおすすめです。

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    鯛めし

    激しい潮の流れと豊かな栄養に恵まれた明石海峡から、明石鯛、明石たこ、あなごなど全国ブランドの魚介類が水揚げされる明石。とくに、大きく育って身の引き締まった明石鯛は日本一とも言われる高級品です。赤みを帯びた美しい姿と、その名が「めでたい」に通じることから、縁起ものとしても珍重されてきました。その明石の鯛をたっぷりぜいたくに使った料理が「鯛めし」です。香ばしくなるようあらかじめ軽く炙った鯛を昆布とともに炊き上げた鯛めしは、ほっとするような優しい味わい。湯気が上がる炊きたてをいただきましょう。

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    たこめし

    最高級の明石たこを使った「たこめし」は、磯の香りと深い滋味があとを引くおいしさ。漁師が船の上でぶつ切りにした新鮮なたこを炊き込みご飯にした「漁師めし」が、その始まりと言われます。たこめしにつかう「たこ」は、生や茹でたものを使うことが一般的ですが、明石では珍しい干しダコも使います。干すことで生臭みが消え、旨みが凝縮された濃厚な味わいになります。干ダコは、明石の人気のお土産のひとつ。自宅で海の香りあふれる「たこめし」をつくってみるのはいかがですか?

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    黒豆の枝豆

    「丹波黒 (たんばぐろ)」として知られる兵庫県の丹波篠山特産の黒豆は、おせち料理に使う最高級の黒豆です。1 年のうち、10 月初旬から 10 月末にかけてのわずかな期間、丹波篠山地方では完熟前の丹波黒を枝豆として食べることができます。黒丹波の枝豆は、通常の枝豆とはまったく違うコクのある甘さが感動的です。そのおいしさは、グルメ漫画『美味しんぼ』でも取り上げられたほど。篠山市では、毎年 10 月初旬の丹波黒の解禁日から、自然の中で枝豆狩りを楽しむことができます。ただし期間中は非常に混み合うので、週末を避けて出かけるのがおすすめです。

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