パリを訪れたことがある場合、別の角度からパリを見てみたいのではないでしょうか。パリ観光は初めてという場合も、ルーブル美術館、エッフェル塔、ノートルダムといった王道の観光地とは違う場所を訪れてみたい人もいるかもしれません。世界有数の活気に満ちた都市であるパリ。カフェのテラスに座って行き交う人々を眺めたり、気の向くままにどこかへ出かけたり、営業しているかどうかもわからない小さなブティックのドアを開けてみたりするだけでも、この街の独特の雰囲気にどっぷりはまることができます。 気ままに歩いてみれば、ガイドブックには載っていないような多くのスポットを発見できるはずです。そうはいっても参考になるものが欲しいという方のために、いくつかの穴場スポットを厳選しました。没頭したり、緑豊かな場所に行ったり、学んだり、楽しく遊んだり、リラックスしたりして、いつも驚きを与えてくれるこの街の多様な側面に触れることができます。これまでに見たことのないパリの姿を発見してください。

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    シテ島の地下遺跡

    ノートルダム大聖堂の地下へ潜入

    パリに行ったら必見のノートルダム大聖堂。ですが、その下に隠されている地下遺跡もぜひ訪れてみて。1980 年に開館したこの博物館では、2,000 年以上前のものを含む古代建築の遺跡を見ることができます。地下 7 m まで下ると、迷路に迷い込んで過去にタイムスリップしたような感覚を味わえます。

    古代ルテティアの港の船着場、ガロ ローマ時代の浴場、個人用の温泉、ローマ時代の邸宅の遺跡、井戸や城壁、さらにはオスマンの下水道のレイアウトなど、都市開発と建築の発展のさまざまな段階を、パリの中心にあるシテ島で、すべて目の前で見ることができます。約 1 時間半のガイド付きツアーに参加できるほか、有名な大聖堂を紹介するスライドショーや模型も用意されています。

    所在地 : 7 Parvis Notre-Dame - Pl. Jean-Paul II, 75004 Paris, France

    営業時間 : 火 ~ 日 : 10:00 - 18:00 (定休日 : 月)

    電話番号 : +33 (0)1 55 42 50 10

    地図

    写真提供 Jean-Pierre Dalbéra (CC BY 2.0) 修正済

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    ビュット オ カイユ地区

    小さな町の良さ、コンセプトカフェ、温かい雰囲気を楽しめる地区

    ビュット オ カイユが観光ガイドに掲載されていないのは、むしろ良いことかもしれません。13 区の小さな丘を中心とするこの地区は、あまり知られていないからこそ、その魅力と本来の姿を維持しています。この地区では、オスマン様式の建物の代わりに、石畳の狭い並木道に沿って美しい家々が並んでいます。壁に描かれたストリートアートの中には、有名なミス ティックの作品もあります。

    ラ プティト アルザスの木材を使ったファサードを眺めたり、大聖堂のようなアーチ型天井の下に建設されたパリ最古のプールでひと泳ぎしたり、ロワジーヴ テでボリュームたっぷりのランチを食べながら編み物に挑戦したりするのもよいでしょう。夕方になったら、地元の人々で溢れる近隣のレストランやバーを訪れてみましょう。

    地図

    写真提供 Mbzt (CC BY-SA 3.0) 修正済

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    プティト サンチュール

    何キロ歩いても車と出会わない遊歩道

    苔むしていて不思議な魅力を放つプティト サンチュールは、かつてパリを一周する貨物列車に使用されていた古い鉄道路線です。一部の区間は現在も使用されていますが、路線の大部分は運行を停止しており、代わりに市民のための多くの取り組みに再利用されています。一部が地上、一部が地下に建設されているため道路からはほとんど見えませんが、沿線にはカフェ (16 区のラ ガール) と食堂 (18 区のラ ルシクルリー) があります。15 区には、共同畑、自然保護遊歩道、自転車専用道路、スポーツ施設、並木道があります。

    10 区のマール通りとメニルモンタン通り、12 区のロッテンブール通りとモンテンポワヴル通りの間、15 区のバラード広場とオリヴィエ ド セール通りの間が、プティト サンチュールへの入り口としておすすめです。

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    縁日博物館

    カラフルなエンターテインメントの世界を体験

    ミュゼ デザール フォレン (縁日博物館) は、笑い声が溢れ、パーティーのように賑やかな、エンターテインメントの芸術性に特化した博物館です。メリーゴーランド、クルス デ ギャルソン ドゥ カフェ (ウェイターのレース) などの古いアトラクション、ベル エポック時代に実際に使用されていたその他の希少な品々からなる、見事なヴィンテージ コレクションを展示しています。

    パリにある多くの施設とは異なり、この博物館の展示品は現役で使用されています。ガイドツアーに参加すると、役になりきったガイドがメリーゴーランドの電源を入れて、ツアーの参加者に乗車を勧めてくれます。最先端の音響技術とプロジェクション技術を使ってこのユニークな歴史遺産の魅力を引き出し、小さな子供たちにも、かつて子供だった大人たちにも、夢のような時間を提供します。入場には予約が必要ですのでご注意ください。

    所在地 : 53 Avenue des Terroirs de France, 75012 Paris, France

    電話番号 : +33 (0)1 43 40 16 22

    地図

    写真提供 Laika ac (CC BY-SA 2.0) 修正済

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    クレミュー通り

    パリで最も色彩豊かな通り

    クレミュー通りは少し見つけにくい場所にあります。この石畳の歩行者専用道路に建ち並ぶ家々は、ターコイズブルー、マゼンタピンク、アップルグリーン、パステルブルーなどの鮮やかな色に塗装されており、カラフルな写真を撮影することができます。沿道の植木鉢や猫も一緒に写真に収めれば、パリの真ん中でありながらまるで田園地帯の風景画のような一枚に。

    12 区のリヨン駅に近い場所にある、魅力的で色彩溢れる 144 m のこの通りは、パリではどちらかと言うと平凡な 12 区内で異彩を放つ通りとなっています。

    所在地 : Rue Crémieux, 75012 Paris, France

    地図
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    パサージュ ブラディのリトル インディア

    パリにいながらニューデリー旅行を体験

    ちょっとした異国情緒を感じたいなら、迷うことなくパッサージュ ブラディに向かいましょう。この通りに一歩足を踏み入れると風景が一変します。1972 年にパヌーサミー氏がレストランをオープンさせてから、この通りにはインド、スリランカ、パキスタン、バングラデシュを感じさせる雰囲気の青果店、レストラン、美容院が点在するようになりました。

    米、レンズ豆、スパイスを棚いっぱいに並べた店もあれば、アクセサリー、色鮮やかな衣類、お香、マッサージオイルなどの専門店もあります。フランス語ではなくインド亜大陸の国々の言語での賑やかな会話が飛び交い、バゲットではなくカレー、ナン、チャツネの香りが漂います。

    所在地 : Passage Brady, 75010 Paris, France

    地図

    写真提供 koronis.at (CC BY-SA 2.0) 修正済

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    サント シャペルの窓

    ノートルダムの近くにある小さな教会の魅力を発見

    サント シャペルは隣にあるノートルダム大聖堂ほど有名ではありませんが、その素晴らしさでは引けを取りません。この教会の階段を上りきった先には、想像を超える壮大な空間が広がります。高さ 15 m、面積 600 平方メートルの色とりどりに輝くステンドグラスの窓が教会の最上部にあり、力強く神秘的な光を放っています。

    このチャペルの素晴らしさが最もよくわかるのは晴天の日です。差し込む日の光が、この息をのむほど美しい色彩のパレットに命を吹き込みます。夕方には定期的にクラシック音楽のコンサートが開催され、この中世建築の傑作をさらに崇高な雰囲気の中で鑑賞することができます。

    所在地 : 8 Boulevard du Palais, 75001 Paris, France

    営業時間 : 1 月 ~ 3 月、10 月 ~ 12 月 : 毎日 9:00 - 17:00、4 月 〜 9 月 : 毎日 9:00 - 19:00

    電話番号 : +33 (0)1 53 40 60 80

    地図
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    デロールの珍品陳列室

    剥製が並べられた店内を探索

    デロールは、7 区のバック通り 46 番地で 1831 年に創業した剥製店です。ミュージアムに足を踏み入れると、そこは豪華な装飾が施された築 200 年の邸宅でありながら、まるでサバンナに迷い込んだかのような空間になっています。この珍品陳列室は剥製と昆虫標本を専門に扱っており、シマウマ、ライオン、サイなどの剥製を置いていることで有名です。そのほかに、蝶、貝類、甲殻類、サンゴの見事な標本も展示されています。

    また、植物学、地質学、動物学などに関する書籍を出版する教育機関としての一面もあります。さらに驚かされるのは、館内に置かれている剥製や標本が、それを自宅のリビングルームに置きたいと考える人たちに販売されていることです。学びがありながらも、一風変わった体験を味わえます。

    所在地 : 46 Rue du Bac, 75007 Paris, France

    営業時間 : 火 ~ 土 : 13:30 - 18:30、土 : 10:30 - 12:30 (定休日 : 日月)

    電話番号 : +33 (0)1 42 22 30 07

    地図

    写真提供 flightlog (CC BY 2.0) 修正済

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    グランド モスケ ド パリの庭園

    美しさと崇高さを兼ね備えた庭園を散策

    グランド モスケ ド パリとその庭園が見学可能であることは、ほとんど知られていません。5 区にあるこのイスパノ モレスク様式の礼拝堂は、1920 年代に、第一次世界大戦でフランスのために戦死したイスラム教徒の兵士たちに敬意を表して建立されました。高さ 33 m の尖塔からは、まさにその名にふさわしいジャルダン デ デリス (喜びの庭) を見渡すことができます。この庭園の総面積は 3,500 平方メートルです。

    この庭園では、池、噴水、モザイク、藤棚、ヤシの木 (そのうちの 5 本はイスラム教の 5 本の柱を表す) を眺めながら散策できます。少額の入場料を支払えば、広々とした中庭、コーランの書庫、会議室を見学することもできます。

    所在地 : 2bis Place du Puits de l'Ermite, 75005 Paris, France

    営業時間 : 土 ~ 木 : 9:00 - 18:00 (定休日 : 金)

    電話番号 : +33 (0)1 45 35 97 33

    地図

    写真提供 Zairon (CC BY-SA 4.0) 修正済

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    ビュット ベルジェイル

    都会の真ん中にある田舎の村を探索

    パリで最も美しい景色が眺められるスポットと言えば、モンマルトルの丘の名が挙がりますが、ビュット ベルジェイルの頂上から見える景色も負けず劣らず必見です。この公園からは、サクレクール寺院だけでなく、パリに建ち並ぶ家々の屋根を一望することができます。ツタに覆われたファサード、素朴さを感じさせるバラの茂み、美しい花々に囲まれた小さなコテージ、共有の畑、歩道で遊ぶ子供たちなど、目に映る景色すべてがまるで田舎の平和な村にいるかのような錯覚を起こさせます。

    それにもかかわらず、この公園は賑やかなコロネル ファビアン広場からそれほど遠くない場所にあります。2 か所の階段の場所を知っていれば、徒歩で辿り着くことができます。1 つ目の階段はシモン ボリヴァル通り、2 つ目の階段はマナン通り 17 番地にあります。ショフールニエ通りの突き当りにある小道を通って行くこともできます。

    地図

    写真提供 Guilhem Vellut (CC BY 2.0) 修正済

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